石川遼が最終調整も「理想のスイングには程遠い」

2011年10月05日16時31分
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不調のドライバーの調整に余念がない（撮影：岩井康博）


＜キヤノンオープン　事前情報◇5日◇戸塚カントリー倶楽部(7,168ヤード・パー72)＞

　6日(木)に開幕する、国内男子ツアー「キヤノンオープン」。この日はプロアマ大会が行われ、歴代王者の横田真一、池田勇太や石川遼など多くの選手が出場した。

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　石川は18ホールのラウンド後は練習場に直行。パーティが始まるまでの時間を、ドライバーショットの最終確認に使った。今季はドライバーが安定せず、思うような成績が残せていないが「良くなってきてはいる」と手ごたえはある様子。だが、ボールに当てにいってしまい、体の回転スピードなどが落ちてしまうのが悩みの種。「理想とするスイングには程遠いですね」。素振りと同じようにスイングするという目標にはまだまだ届かない様子だ。

　火曜日には小、中学生時代に指導を受けた佐々木孝則氏にスイングのチェックを依頼。この日は父でコーチの勝美氏がラウンドに同行するなど調整に余念のない石川。まだ本調子ではないが、昨年は単独2位に入るなど、コースとの相性は悪くない。秋のビッグトーナメント第1戦のここで、復活への糸口をつかめるか。初日は、平塚哲二、藤田寛之と10番ティより9時35分にスタート予定となっている。